本や動画、講座は増えている。
理解も深まっている。
それなのに、生活や結果はほとんど変わらない。
そんな状態に、心当たりはないだろうか。
「まだ足りない気がする」
この感覚が、行動を止めている。
情報収集が、決断の代わりになっている
本来、人は
情報 → 判断 → 行動
という順で動く。
ところが途中で、流れがすり替わる。
情報を集めている間は、不安が薄れる。
前に進んでいる気分にもなる。
その結果、こうなる。
情報 → 安心 → 情報 → 安心
決断が抜け落ちたまま、
安心だけが積み重なっていく。
正解を探すほど、何も決められなくなる
動けない人ほど、失敗を避けようとする。
後悔しない選択をしたいと考える。
だから
「もう少し調べてから」
という判断を繰り返す。
だが、行動しない限り
本当に必要な情報は手に入らない。
情報を集め終わる基準
情報が足りたかどうかは、
比較の数や不安の量では決まらない。
基準は一つだけ。
小さく試せる形に分解できたか。
試せる一歩に落とせたら、
情報収集は終わりでいい。
今日できる一歩
次に調べ物をするときは、
ルールを決める。
- 調べる時間は30分
- 終わったら1つだけ決める
- 結果は評価しない
うまくいかなくても構わない。
それ自体が、次に必要な情報になる。
情報は、行動のためにある。
安心のために集め続けると、人生は止まる。
動ける人は、情報が多い人ではない。
決断が小さい人だ。


コメント