自然体という言葉はよく聞く。
でも、
実際にはどんな状態なのか、
はっきり説明されることは少ない。
無理をしていない状態。
リラックスしている状態。
自分らしくいられる状態。
そんな説明を見かけることはある。
でも、
身体を観察していると、
自然体はもう少し具体的な状態に見えてくる。
自然体は余計な力みが少ない状態
自然体だからといって、
力を使わないわけではない。
立つ時は立つための力を使う。
歩く時は歩くための力を使う。
必要な場面では、
しっかり力も使う。
ただ、
必要のない力は入っていない。
必要な力だけを自然に使える。
それが、
自然体に近い状態なのかもしれない。
身体には自然体のサインがある
身体を観察していると、
自然体にはいくつかのサインがある。
肩の力が抜けている。
呼吸が自然にできる。
身体が動きやすい。
無理に頑張っている感じがない。
こうした小さな変化は、
今の状態を教えてくれている。
自然体の人に共通する3つの特徴
自然体は、
特別な才能ではない。
身体の使い方や考え方に、
いくつか共通する特徴がある。
① 反応しすぎない
少しズレると、
すぐに直したくなることがある。
姿勢。
歩き方。
人の反応。
気になるたびに修正しようとすると、
身体にも思考にも力が入りやすくなる。
自然体の人は、
少しズレてもすぐには反応しない。
一度そのまま動いてみる。
すると、
身体が自然に調整してくれることもある。
② 止めない
身体は、
動きを止めるたびに力を使う。
歩く時。
立ち上がる時。
向きを変える時。
一つひとつの動きを区切るほど、
身体は固くなりやすい。
自然体の人は、
動きを止めるのではなく、
次の動きへ自然につなげている。
流れが続くことで、
余計な力も入りにくくなる。
③ 足さない
うまくいかない時ほど、
人は何かを足そうとする。
もっと力を入れる。
もっと意識する。
もっと頑張る。
でも、
身体は足すほど複雑になることがある。
自然体の人は、
足すことよりも、
余計なものを減らすことを大切にしている。
必要以上の力。
必要以上の意識。
必要以上の動き。
そうしたものが減るほど、
身体は本来の動きを取り戻しやすくなる。
自然体は身体と状態の両方で決まる
疲れている時。
焦っている時。
不安が強い時。
そんな日は、
身体も自然と力みやすくなる。
逆に、
余裕がある時は、
身体も自然とゆるむ。
自然体は、
身体だけではなく、
今の状態ともつながっている。
自然体は日常の中にもある
自然体は、
特別な場面だけのものではない。
歩く時。
仕事をする時。
人と話す時。
家で過ごす時。
日常の中にも、
自然体でいられる瞬間はある。
その時間が少しずつ増えていくと、
身体も心も疲れにくくなる。
自然体は観察から始まる
自然体を目指そうとして、
無理に力を抜く必要はない。
まずは、
身体を観察する。
肩に力が入っていないだろうか。
呼吸は浅くなっていないだろうか。
余計な力みはないだろうか。
そうした小さな気づきが、
自然体への入口になる。
まとめ
自然体とは、
何もしない状態ではない。
余計な力みがなく、
必要な力だけを使える状態だ。
そして、
自然体は新しく何かを身につけることではない。
余計な力。
余計な意識。
余計な動き。
そうしたものを少しずつ手放した時、
もともと持っている自然な動きが現れてくる。
だから自然体は、
頑張って作るものではなく、削ることで残るものなのかもしれない。
身体を観察すると、
今の状態が少しずつ見えてくる。
肩の力。
呼吸。
動きやすさ。
そんな小さな変化に気づくことが、
自然体への第一歩になる。
必要な力だけを使い、
余計な力みを手放していく。
その積み重ねが、
自然で無理のない身体につながっていくのかもしれない。
関連記事


コメント