気づくと、肩に力が入っていることがある。
特別な運動をしているわけでもない。
何か重いものを持っているわけでもない。
ただ座っているだけなのに、肩が固くなっている。
ふと気づいて力を抜くと、少し楽になる。
しかし、しばらくするとまた同じように肩に力が入る。
この力みは、どこから来るのだろう。
肩に力が入るときには共通点がある
身体をよく観察してみると、肩に力が入る場面には共通点がある。
急いでいるとき。
不安を感じているとき。
うまくやろうとしているとき。
失敗したくないと思っているとき。
こういうとき、人は無意識に身体を固める。
本当はただ座っているだけでも、身体は何かに備えるように緊張する。
肩に力が入るのは、単なる姿勢の問題だけではないのかもしれない。
力みは身体より先に思考から始まる
肩の力みを見ていると、先に起きているのは筋肉の問題ではなく、思考や感情だと感じる。
焦り。
不安。
「ちゃんとやらなければ」という緊張。
「早くしないといけない」という圧力。
こうした内側の反応が身体に伝わり、肩が上がり、呼吸が浅くなる。
つまり、肩に力が入るのは身体の異常というより、今の自分の状態が外に出ているとも言える。
身体をゆるめると、思考も少し静かになる
ここで小さな実験ができる。
肩に力が入っていると気づいたら、肩を少し落としてみる。
呼吸をゆっくり吐いてみる。
それだけで、頭の中の騒がしさが少し静かになることがある。
身体と心は分かれていない。
思考が身体を固めることもあれば、身体をゆるめることで思考が静かになることもある。
肩の力みは、今の状態を教えてくれている
人は思考で生きているようでいて、実際にはかなり身体に影響されている。
肩に力が入っているときは、たぶん心のどこかでも力んでいる。
逆に、肩が落ちて呼吸が深くなると、思考も少し軽くなる。
肩の力みは消すべきものというより、今の状態を知らせてくれるサインなのかもしれない。
まずは気づくこと。
そして、少しだけゆるめてみること。
それだけでも、身体は静かに変わり始める。

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